FXトレードは取引回数の上限を決めよう

利益を増やしたい場合、勝てるトレードの数を増やそうとするのが一般的ですよね。
しかしFXでトレードを行う場合、1日に取引をする回数を制限すると成績が上昇すると言われています。
それはなぜなのでしょうか?
今回の記事では、環境スペーススタッフがFXで取引回数を制限する理由を伝授します。

■利益を増やすには
トレードを行っていると、多くの人はトレードの数を増やすことで勝ちトレードを増やす傾向にあります。
ちょっとしたチャンスを狙ってエントリーしようとして長時間チャートに張り付いてトレードしたり…。
しかし、この方法を続けていては利益を減らしてしまうかもしれないのです。
FXに限らず、利益を出す為には、収入を増やすか支出を減らすかの2択しかありません。
この方法のうち、どちらが簡単かは、普段の生活に置き換えて考えることができます。
会社の給料をあげるのは難しいですが、日々の支出を減らすことはそこまで難しくありませんよね。
飲み会の回数を減らしたり、お得になるように買い物をしたりと、節約するよう方法は様々でしょう。
つまり、勝ちトレードを増やそうと取引回数を増やすよりも、負けるトレードを減らす方が利益につながるのではないでしょうか?
勝ちトレードを増やすことは難しく、自分なりに検証や手法を開発したとしても勝てるとは限りませんが、負けトレードを減らすには、根拠がないエントリーを減らすだけで良いのですから。

■トレードの回数を制限するメリット
①手数料が減る
FXトレードでは、スプレッドという手数料が発生し、取引回数が増えるほどこのコストは増えていきます。
取引回数を減らすことで、無駄な手数料を削減することができるのです。
 
②無駄なトレードが減る
エントリーするか悩む根拠が薄いようなトレードを重ねていると、1つ1つのエントリーに重みがなく、意思決定が雑になりがちで、失敗することが増えるでしょう。
取引回数を減らすことで根拠が薄い無駄なトレードをなくすことができるのです。
また、そういったトレードを繰り返していると勝率が下がり、取り返そうと焦ってしまいますが、そういった焦りからも解放されると環境スペースは思います。
 
FXトレードのルールとしてしっかり1日の取引回数を決めてそれを守りましょう。
デイトレード⇒1日3回まで
スキャルピング⇒1日50回まで
スイングトレード⇒1週間に3回まで
ポジショントレード⇒1年に3回まで
このように適切な回数を自分で見つけて利益を増やしていってくださいね。