恐怖指数VIXを活用したFXトレード

トレードを行う上で意識したいのが恐怖指数VIX。
投資では、割安なものを買い、割高になったら売りますが、VIX指数をFXのトレードに活かすことでトレードしやすくなります。
しかし、VIX指数はあまり勉強本などの参考にできる情報が少なく、VIX指数について知らない人が多いのが実態となっています。
今回は、恐怖指数VIXとFXについてを環境スペースがまとめてみました。

恐怖指数VIXって?
VIXはVolatility Indexの略で、値動きの加速度を測れる指標として知られており、投資家恐怖指数とも呼ばれています。
 
恐怖指数(きょうふしすう、英: volatility index, VIX)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P500を対象とするオプション取引ボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。通常は10から20の間で推移する。1993年より発表されるようになった。
 
つまり、VIX指数の数値が大きくなると株価が暴落し、大きなリスクとなってしまう傾向にあるのです。

■VIX指数の動き
2018年2月NY市場では、米国債金利上昇で恐怖指数VIXが急上昇して株価が下落し、更にVIXが上昇して株価が下落する無限ループとなりました。
FXでリスクを低くする場合、オージーやキウイ、カナダなどの資源国が売られる傾向にあり、日本円が買われます。
VIX指数自体は、FXではなく株価指数のボラリティを示すものですが、VIX指数をFXのトレードに上手に生かすことで、リスクを最低限にしたトレードがしやすいのです。
VIX指数を見て分かることは主に以下の通りのため覚えておきましょう。
・米株価指数S&Pの動きのボラティリティの予想しやすさ
・VIX指数の数値が高いとリスクオフになりやすい
・リスクオフになると株価指数が売られる
・リスクオフになると日本円が買われ、資源国の通貨が売られる

■VIX指数を利用したトレード
現在の為替相場では、ドル円ボラティリティが少なく、トレードを楽しみたい人であれば、株価指数を選択するのも良いでしょう。
ドル円を始めとした、円建ての通貨ペアでリスクオフにトレードし、株価数のトレードも一緒に行う方法もあり、ボラティリティの高いものを選ぶと効率が良くなります。

TwitterなどのSNSでプロの株トレーダーの動向を確認できるため、参考にしながらトレードするのも手だと環境スペースは思います。