FXの通貨ペアとは

FXでの取引では1種の通貨のみで取引は行うことができません。
必ず、2種類の通貨が必要になりその2国間で取引を行うことになります。
この2国間の通貨を「通貨ペア」と呼びます。
環境スペースは通貨ペアがどういったものなのか簡単に解説していきます。


基本的に、外国為替の原則としてFXの様な2国間で行う取引は通貨ペアが必須となります。
例えば日本の製品をアメリカに輸出し、米ドルで貿易決済が行われます。
そして日本は貿易で得た利益を日本円に両替すると同時に、ドル円レートを基準とした為替取引を行っているのです。
そのため、外国為替を行う際は通貨ペアが必要なのです。

世界各国には数多くの通貨がありますが、FXで取引されている世界的に有名な通貨は、米ドル、ユーロ、ポンド、そして日本円の4種類となります。
基本的にFXではこの4種類の通貨を組み合わせて通貨ペアを作り、取引を行います。
先ほどあげた4種類だけでも通貨ペアの組み合わせは6通りにもなります。
また、経済ニュースで表示される通貨ペアの表記は決まっており、1ドル=○円といった他国通貨を自国通貨で表すことを自国通貨建てと言います。
その逆は他国通貨建てといい、ここから円高、円安を見ることができます。