株とFXの違いって?

トレーダーになる場合、大体は株かFXを行っているのではないでしょうか?
始めは株からスタートする人が殆どですが、慣れて来たら株もFXもどっちもやるという手や、自分にあっている方を選ぶという手もありますよ。
今回の記事では、株とFXの違いについてを環境スペーススタッフが伝授していきましょう。


■株とFXの時間帯の違い
・株
株の取引は、平日9時~15時までとなっています。
デイトレードの場合、株は9~10時の1時間が活発に動く時間帯となっており、チャンスタイムです。
しかし、スイングトレードを行うのであれば、時間を気にする必要はないでしょう。

・FX
FXの場合は平日24時間取引できます。
ロンドンの市場が開いている17時~3時と、ニューヨークの市場が開いている23時~7時が活発に動く時間となっており、サマータイムは、この時間から1時間早まります。


自分がトレードできる時間帯と、市場が活発に動く時間を考慮してFXと株のどちらを取引するか考えると良いでしょう。


■株とFXの取引対象の数の違い
・株
上場銘柄は約4000あり、どの銘柄が上昇しそうなのかを見極める必要があり、絞り込むのに時間がかかります。

・FX
基本的には、ドル、円、ユーロ、ポンドの4種類の通貨ペアで取引します。
カナダドルや、豪ドル、トルコリラなどのほかの通貨もありますが、証券会社によっては扱っていなかったり、手数料が高いため、殆ど取引されていません。


株の場合は、銘柄を絞り込むのに労力を使いますが、FXはチャンスを待つのがメインとなります。


■マルチフレーム分析
・株
株は月足、週足、日足、5分足を見るだけで済ませる人が殆どです。
1分足や3分足、1時間足も見る人は居ますが、5分足しか表示されない証券会社が多いのが現状です。
月足、週足は、時間軸が長いため、毎日確認する必要はなく、日足と5分足を見ればよいでしょう。

・FX
FXの場合は、全ての時間軸をしっかりと分析する力が必要です。
月足、週足、日足のほかに、1時間足、30分足、15分足、5分足、1分足も確認し、それぞれがどちらのトレンドに向いているのかを把握しなければいけません。
マルチフレーム分析は慣れるまでは難しいですが、慣れてくるとFXで安定して利益をだせるようになります。

 


株でも少額から始められる取引の仕方が様々ありますが、元手があまりない人であればFXから始めるのも良いでしょう。
自分にどちらのトレードがあっているかを見極めて上手に取引することを環境スペースは提案します。