システムトレードに使用するプログラミング言語

システムトレードは、あらかじめ決まっているルールに従いトレードする方法で、継続的かつ機械的にトレードを行います。
日本では一部の一流トレーダーがシステムトレードを使用していますが、海外では幅広く使用されている投資のスタイルなんです。
自分でトレードのルールを細かく決めたい場合には、自作のシステムトレードを作成する手もあり上級技となっています。
今回の記事では、そんなシステムトレードに使用するプログラミング言語について環境スペースが解説しましょう。


■仮想通貨に使用するプログラミング言語Python推奨
これから自作のシステムトレードを作成しようと考えている人の中には、プログラミング言語を何にしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
株・FX以外で制限がなくトレードをするのであれば、自分が使いやすいプログラミング言語を使用するのがおすすめですが、1からプログラミング言語を習得したい人や新しい言語を学びたいという人には、「Python」の使用を環境スペースはおすすめします。


システムトレードで何をするのか
しかし、システムトレードで扱おうとしているものによってプログラミング言語を決めなければいけません。

①株取り引き
日本株の場合には、マネックス証券が提供しているTradeStationを利用しましょう。
カブドットコム証券がAPIを公開していますが、それは法人向けとなっているので個人の投資家は利用することが出来ないからです。

②FX
株取り引きよりシステムトレードに対応している証券会社・業者は多いですが、FXの場合はMT4によるトレードが殆どでしょう。
MT4は世界中で広く使用されており、システムトレードを行う為の環境が充実している為、MT4を利用した方が恩恵が受けやすいのです。

③株・FX以外
株・FX以外でシステムトレードを行う人で、MT4に慣れたという人におすすめなのがPythonというプログラミング言語
仮想通貨を行う場合、仮想通貨取引所個人投資家向けにAPIを公開していることが少なくありません。
Pythonは、コードの可読性が高い為、読みやすく書きやすいのが特徴で、ツールは無料でインターネット上から手に入れられるので、カスタマイズしやすいのです。
Pythonを使用するのであれば、AnacondaというパッケージのPandasというライブラリを導入することで開発しやすくなるので利用してみてくださいね。

 


システムトレードを開発する場合、取引する商品によって利用可能なプログラミング言語を調べましょう。
仮想通貨で取引する場合は、Pythonだとコーディングしやすいので試してはいかがでしょうか?