シストレで失敗しない為に事前に知っておきたいこと

機械的にルールに忠実にトレードすることで知られているシステムトレード
しかし、システムトレードで失敗してしまったという話も少なくありません。
では、システムトレードで失敗しない為にはどうしたら良いのでしょうか?
今回は、環境スペースがシステムトレードで失敗しない為に事前に知っておきたいことを紹介しますよ。


■相場の状況に合わせたプログラムの選択
システムトレードには、いくつかの種類があります。
選択型のシステムトレードは、ストラテジー系とリピート系プログラムに分けられており、それぞれ得意なものが異なります。
ストラテジー系の場合、トレンドの相場に強く、リピート系の場合は、レンジ相場に強いのが特徴です。
システムトレードで失敗しない為には、トレンド相場の時にはストラテジー系を使用し、レンジ相場の時にはリピート系を使うことが大切でしょう。
このように、相場のその時の状況に合わせてプラグラムを選ぶ必要があり、1週間を目安に定期的に確認することを環境スペースは推奨しますよ。


■サーバーの性能が良い会社を探す
システムトレードや裁量トレードでは、プログラム性能だけでなく、サーバーの性能が非常に重要です。
システムトレードの場合、裁量トレードよりも多くサーバーにアクセスする為、性能が悪いサーバーの会社を選んでしまうと、正しい売買が行われなかったり、注文に遅れが生じてしまう可能性も否めません。
サーバーの性能が良いと定評のある大手のFX会社を探してみて下さい。


■相場の急激な変動が予測される場合は注意
ストラテジー系プログラムは、過去数十年の相場データを参照して利益がだせる取引方法なので、過去のデータから予測しにくい自然災害などが原因の急激な相場の変動には対応が出来ません。
ニュースをチェックしていて大幅な相場の変動を予想した時には、システムを一時的に止めて、手動で決済を済ませることでリスクを最小限に収められるでしょう。


■利益が出たからといって手動で確定しない
損切りが連発し、ポジションが塩漬けになったパターンに陥った時システムトレードの初心者に多いのが、利益が出たからと手動で確定しまうという荒業です。
折角のシステムトレードなのに、反手動で取引を行ったことが原因で大失敗してしまうのは勿体ないですよね。


また、過去数年のバックテストの結果だけを見てしまうことも失敗の原因となってしまう為、バックテストは5~20年見ましょう。